ねいろびのロゴについて
- ねいろび心理相談室

- 8月8日
- 読了時間: 3分
こんばんは。ねいろび心理相談室の荒木です。
先日、知人やお世話になった方に、相談室を開室したお知らせを送らせていただきました。
久しぶりに連絡する方もいて、返信がくるとホッとしました。
こういった仕事の話というのは、知人には少し言いにくい面もあり、
だからこそ、応援の声をかけてくれる方には感謝の気持ちでいっぱいです。
私も、応援の行動ができるかはその時の状況にはよると思いますが、
笑顔で誰かを応援できる自分でありたいなと、思いました。
さて、今日は、「ねいろび心理相談室」のロゴについて、少しお話しさせてください。

モチーフにしたドラマ
実は、このロゴ、とあるドラマのロゴをモチーフにしました。
それは、「深夜食堂」というドラマです。
みなさんご存知ですか?

『映画.com』より
時は2009年、今から17年前。
当時の私は「臨床心理士になりたい」という思いでなんとか頑張って入った大学院を留年し、
「自分はなんてダメ人間なんだ。こんな人間が、人の悩みを聞くなんてできるわけがない。」
そんな風に思い、早くここから逃げ出したい、そんな気持ちでいっぱいでした。
そんな時に、深夜のテレビから流れてきたのが深夜食堂でした。
派手な出来事があるわけではないし、特別な人が登場するわけでもない。
ただ、そこには一人ひとりの人生があって、マスターは多くを語らず、
温かいご飯と「ここにいていいよ」という空気で迎えてくれる。
こんな場所が欲しいな。そう思った記憶があります。
こんな相談室を作りたい
時は立ち、2026年。
私設相談室を立ち上げようと考えた時に、
「いったい自分はどんな相談室を作りたいのか」と考えました。
その時に、すぐ出てきたのが、この「深夜食堂」でした。
派手な出来事はなく、人それぞれの人生が静かに流れている。
そこには、「頑張れ」という言葉よりも、「ここにいていいよ」という雰囲気がある。
疲れた人がふらっと立ち寄り、少しだけ心がゆるみ、
「また明日も少し生きてみようかな」と思って家路につく。
そんな静かな温かい場所を、作れたらいいな、と。
親だから、会社員だから、大人だから、ちゃんとしなきゃ。
そうした役割から少し離れて、「ただ一人の人」としていられる空気。
私が「ねいろび心理相談室」で作りたい場所は、
かつて私がホッとした深夜食堂のような場所でした。
そこで、ロゴを深夜食堂風にしてみました。
「ねいろび」のひらがなを少しずらし、
この不均等さが人間のようで人生のようで
きっちり揃った文字よりも、心地よく感じました。
ロゴのイラスト部分
そして、初めは文字のみのロゴだったのですが、
少し寂しい感じがしたので、イラストも入れようかなと考えました。
こころのイメージで、ハートを使いたいなと思いました。
そこで、いびつな楕円形を二つ重ね、ハートにしました。
綺麗な丸じゃない。でこぼこな二つの楕円でできたハート。
私にはこの楕円が人に思えました。
そして、その二人が重なることで、中心に蝋燭の炎のような灯が出来上がる。
この二人は、私とクライエントさんかもしれないし、
クライエントさんと、誰かかもしれない。
人と人が交わると、何かが生まれる、そんなことも意味しているのかもしれません。
おわりに
今日は、ねいろび心理相談室のロゴの制作過程について、少しお話しさせていただきました。
今、私は自分のことを「ダメ人間」とは思わなくなりました。
ダメなところもある、人間らしい人間だ、と思っています。笑


